2009年1月25日日曜日

東野圭吾 『秘密』

東野圭吾『秘密』を読了。
スキーバスに乗った妻と娘。そのバスが事故を起こし妻をなくした夫・平介。残された娘には妻の心が宿っていた。。。っていうありきたりなストーリーからこの物語は始まるが。。。
昨年、自分も結婚し娘ができた。言わば物語の主人公・平介と同じである。主人公からの視点でこの小説を読んでみたが、本当に泣けた。。 心の葛藤、嫉妬、不安などが痛いほどに。久しぶりに小説読んで泣いてしまった。。
しかし東野圭吾の小説を読むたびにすごいなぁと思う。どの小説でも論理的な筋道でラストにたどり着く巧妙さ、話をすすめる視点、人の内面の描写。。。どれをとってもすばらしいと思う。ほんとに頭がいいんだろうな。これだから読書はやめられない。。。
個人的評価 星9個 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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